真仏寺とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 寺院名 > 真仏寺の意味・解説 

真仏寺

読み方:シンブツジ(shinbutsuji)

別名 平太郎の寺

宗派 真宗大谷派

所在 茨城県水戸市

本尊 阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

真仏寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 12:36 UTC 版)

真仏寺
所在地 茨城県水戸市飯富町3427
位置 北緯36度24分52.3秒 東経140度25分09.0秒 / 北緯36.414528度 東経140.419167度 / 36.414528; 140.419167座標: 北緯36度24分52.3秒 東経140度25分09.0秒 / 北緯36.414528度 東経140.419167度 / 36.414528; 140.419167
山号 大部山
宗派 浄土真宗単立
本尊 阿弥陀如来
創建年 不詳
テンプレートを表示

真仏寺(しんぶつじ)は、茨城県水戸市にある浄土真宗系の単立寺院

歴史

創建年代は不明である。当初は天台宗の寺院で「蓮華皇院」という名称であった。鎌倉時代前期、当地に「平太郎」という人物が住んでいた。平太郎は浄土真宗宗祖親鸞帰依しており、親鸞に頼み込んで、当地に来てもらうことになった。当地では、親鸞は念仏の教えに親しんでもらうため、自作の田植歌を歌いながら農民の仕事を手伝った。親鸞の滞在中、平太郎はある夢を見た。その内容は「自分は蓮華皇院の本尊薬師如来である。今回の親鸞の来訪以降は阿弥陀如来を本尊とし、自分(薬師如来)は側に安置すべし」というものであった。平太郎はこの夢告に従い、本尊を阿弥陀如来に差し替え、名称も「真仏寺」に改め、浄土真宗の寺とした。そして親鸞に弟子入りし「真仏」[1]を名乗ることになった[2][3][4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ 親鸞の高弟「二十四輩」の一人で真宗高田派の祖となる真仏とは別人。
  2. ^ プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年、243p
  3. ^ 浄土真宗単立 真佛寺純心寺
  4. ^ 浄土真宗で有名な「平太郎さん」をご存じですか?【第5回】大部山 真佛寺(茨城県水戸市)築地本願寺

参考文献

  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

真仏寺のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



真仏寺のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの真仏寺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS