円山動物園白クマラーメンとは? わかりやすく解説

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円山動物園白クマラーメン

(白クマ塩ラーメン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 09:54 UTC 版)

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札幌円山動物園ラーメン【しお味】の外袋
ノースユナイテッド社 公開[1]
札幌円山動物園ラーメン【しょうゆ味】の外袋
ノースユナイテッド社 公開[1]

円山動物園白クマラーメン(まるやまどうぶつえんしろクマラーメン、英語:Maruyama Zoo Shirokuma Solt Noodle)とは、北海道札幌市円山動物園などで販売されるご当地ラーメンインスタントラーメンである。商品名は「札幌円山動物園ラーメン【しお味】」である。「白クマラーメン」、「白クマ塩ラーメン」、又は「円山動物園ラーメン」などとも称される。[1]

白クマラーメンは、食品商品企画のノースユナイテッド社が企画し、即席めん製造の藤原製麺が開発・生産を行い、パッケージデザインはパル・コーポレーションが手がけた円山動物園の公式デザインである。2010年8月3日から販売が開始された[2]。スーパーなどに販路を拡大したことで販売数を伸ばし、2011年にテレビ番組で評価され、また、タレントのマツコ・デラックスが番組内で絶賛し、インスタントラーメン評論家の大山即席斎(そくせきさい)に紹介されるなどして、翌月には売り上げが10倍になるなど[3][4]、月産10万食を販売するようになり、販売開始から3年めの2013年3月の一か月間で約100万食を販売するミリオンセラーを記録した。[5] 藤原製麺は2013年1月に生産ラインの拡大を発表している[6]

製麺は、生麺を48時間かけて乾燥させている。また、麺の製法に特殊な技法を用いおり、ゆでた際にでんぷん質が湯に溶け出す心配が無いという[2]。また、スープの味は白いパッケージのほうは塩味であり、ピンクのパッケージがしょうゆ味である。[7]どちらのパッケージも円山動物園で育ったホッキョクグマ・「ピリカ」の顔をイメージしている[5]。『日経デザイン』2013年5月号によれば、「この大胆かつ簡潔なパッケージが誕生したのは、もともと動物園の土産物として企画したため」と報道している[5]。また、ピンクのパッケージは、2013年にホッキョクグマの「ララ」の双子の出産を記念して企画されたもので[8]、白とピンクで紅白まんじゅうをイメージし、祝いの意味を込めているという[9]

この商品はコーズブランド(寄付付き商品)であり、売り上げの一部(1袋につき3円[8])が円山動物園に寄付される。ノースユナイテッド社は売り上げに応じて寄付し、また、2012年11月には札幌市から「円山動物園の認知向上・運営・発展に貢献した」として感謝状を得た。[4][5]

脚注

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