王世弼とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 王世弼の意味・解説 

王世弼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/21 15:33 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

王 世弼(おう せいひつ、生年不詳 - 520年)は、中国南北朝時代軍人官僚本貫京兆郡覇城県。

経歴

草書隷書を得意とし、古典を愛好した。南朝斉に仕えて、軍功により游撃将軍の位を受け、軍主となった。寿春に駐屯し、裴叔業とともに北魏に帰順した。景明初年、冠軍将軍・南徐州刺史に任じられ、鍾離に駐屯し、慎県開国伯に封じられた。後に東徐州刺史に転じた。刑罰を濫用し、賄賂を受け取って、御史中尉の李平による弾劾を受けたが、赦免された。長らくして太中大夫の位を受け、征虜将軍の位を加えられた。まもなく河北郡太守として出向し、かつての悪評から一変して清廉な統治で知られた。勃海国の相に転じ、まもなく中山国の内史となり、平北将軍の位を加えられた。520年正光元年)、在官のまま死去した。豫州刺史の位を追贈された。は康といった。

子女

  • 王会(汝陽郡太守)
  • 王由(は茂道、給事中・尚書郎・東萊郡太守、東魏の初年に元洪威の乱が起こると殺害された)

伝記資料

  • 魏書』巻71 列伝第59
  • 北史』巻45 列伝第33



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「王世弼」の関連用語

1
4% |||||

2
4% |||||

王世弼のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



王世弼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの王世弼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS