清瀬市立野塩図書館
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清瀬市立野塩図書館(きよせしりつのしおとしょかん)とは、東京都清瀬市が設置していた清瀬市立図書館の一つである。
清瀬市で4番目の図書館で、1982年(昭和57年)7月に野塩地域市民センター内に誕生したが、貸出者数の減少等を理由に、2025年(令和7年)3月に廃止された。
基本情報[1]
- 所在地: 東京都清瀬市野塩1丁目322‑2(野塩地域市民センター1階)
- 延床面積: 395㎡
- 蔵書: 図書57,859冊(うち児童資料19,464冊)、雑誌20種、新聞4種
- 来館者数: 34,982人
- 貸出冊数: 75,450冊(うち児童資料35,664冊)
沿革
読書室時代
1976年(昭和51年)6月、野塩児童館が開館する。読書室が設けられ、市はこれを拡充し地域図書館としていくとした。[2]
1981年(昭和56年)8月から野塩地域市民センターの増築工事が始まる。もともとあった児童施設、地域集会施設、出張所に加えて、老人等集会施設、図書館を設けるためで、翌年3月に工事が完了すると図書館の開館に向けて準備が進められた。[3]
図書館時代
1982年(昭和57年)7月、開館準備が終わり、野塩地域市民センター1階に野塩図書館が開館される。市内で初めてコンピューターによる図書の貸出・返却処理を行い、専用の新しい貸出券を発行した。蔵書数は約14,000冊で、将来は40,000冊になるとされた。施設内は書庫、一般読書コーナー、児童読書室に分かれ、児童読書室には親子読書コーナーが設けられた。図書館の開館を記念して、開館当日の7月21日には「人形劇コロコロ」による人形劇公演が行われている。[4]
貸出冊数の推移
年表
- 1976年(昭和51年)6月1日 - 野塩児童館が開館。読書室が設けられる
- 1981年(昭和56年)8月 - 野塩地域市民センターの増築工事が開始
- 1982年(昭和56年)3月 - 野塩地域市民センターの増築工事が完了。図書館開館に向けて準備が進められる
- 1982年(昭和57年)7月21日 - 野塩地域市民センター1階に開館
- 2025年(令和7年)3月31日 - 下宿、竹丘、中央の各図書館とともに廃止
脚注
参考文献
- 清瀬市役所『市報きよせ縮刷版』各巻
- 東京都立中央図書館『東京都公立図書館調査』各年度版
外部リンク
- 清瀬市立野塩図書館のページへのリンク