涅槃経巻四十
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 04:18 UTC 版)
瀉瓶(しゃびょう)とは瓶(かめ)の水を他の瓶にうつしかえること。 瀉とは一方から他方にうつすこと。 仏法のうえでは法水瀉瓶といって師匠から弟子へ水が瓶から瓶へ漏れなく移しかえられるように法が正しく受け継がれていくことをいう。 涅槃経巻四十に「五つには我に事(つか)ふるより来(このか)た、我が所説の十二部経を持し、一たび耳を経れば会て再問せず、瓶水を瀉(うつ)して之を一瓶に置くが如し」とある。
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