海底二万里とは? わかりやすく解説

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海底二万里

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 13:58 UTC 版)

海底二万里』(かいていにまんり、Vingt mille lieues sous les mers)は、ジュール・ヴェルヌ1870年に発表した冒険小説である。日本語タイトル表記は表題のほか多数ある(後述)。初版の挿絵はエドゥアール・リウーアルフォンス・ド・ヌヴィル


注釈

  1. ^ エドゥアール・リウーによる挿絵。
  2. ^ a b アルフォンス・ド・ヌヴィルによる挿絵。
  3. ^ ヴェルヌは1860年代に知り合った潜水艦の開発者、ジャック=フランソワ・コンセイユ(仏:Jacques-François Conseil)から命名している。
  4. ^ デュドネ・ランスロによる版画。『ル・モンド・イリュストレ』誌に掲載された。
  5. ^ 「ノーチラス」という名称は本作を問わず、軍艦・特に潜水艦によく使用される名前である。詳細はノーティラスを参照。
  6. ^ 詳細はIsaac PeralSubmarino Peralを参照。
  7. ^ 「1865年」は冒頭部で明記(南北戦争のリッチモンド陥落直前であることとも一致)、「1869年」は第18章でこの年に突入の説明あり、20章ラストに同年3月24日で島を去って物語が終わる。

出典

  1. ^ a b 大友徳明『海底二万里』偕成社文庫版解説より。
  2. ^ 『超発明博覧会 幻想メカニックガイド』司史生・原聖 著、ビー・エヌ・エヌ エクシード・プレス、1999年、ISBN 4-89369-719-6、p.26-29「皇帝陛下の潜航艇 フルトンのノーチラス」。
  3. ^ 『ミステリアス・アイランド -神秘の島(下)』手塚伸一訳、集英社文庫〈ジュール・ヴェルヌ・コレクション〉、1996年、ISBN 4-08-760296-6。p.423訳者あとがき
  4. ^ 『グラント船長の子供たち(下)』大久保和郎 訳、ブッキング、2004年、ISBN 4-8354-4113-3
    物語では年月日が言及されないが、第3部第14章(p.31)で1866年に突入し、同22章(p.339)で3月18日を「(エアトンを置いて)タボル島を去ってから11日後」と明記。
  5. ^ 『ミステリアス・アイランド -神秘の島(下)』手塚伸一訳、集英社文庫〈ジュール・ヴェルヌ・コレクション〉、1996年、ISBN 4-08-760296-6
    第17章のエアトン本人の説明より。(p.112)
  6. ^ 『海底二万里(上)』朝比奈美知子 訳、岩波書店〈岩波文庫〉、2007年、ISBN 4-00-325694-8
    本文内で年月日が直接言われるところはないが、第1部第1章で「1867年4月13日」(p.17)に客船の衝突事故発生、しばらくしてアナロックス教授たちがこれの調査に向かい、同年11月6日(第6章、p.88)に海に転落し、日付をまたいでノーチラス号に収容されている。
  7. ^ 『ミステリアス・アイランド -神秘の島(下)』手塚伸一訳、集英社文庫〈ジュール・ヴェルヌ・コレクション〉、1996年、ISBN 4-08-760296-6
    ネモが『海底二万里』の事件を1868年時点の場面(p.287)で「16年前」としている。(p.356)
  8. ^ 『ミステリアス・アイランド -神秘の島(下)』手塚伸一訳、集英社文庫〈ジュール・ヴェルヌ・コレクション〉、1996年、ISBN 4-08-760296-6
    ネモの回想より。(p.362)、この後ネモはしばらく活動を続け「6年前に引退」としている。(p.363)
  9. ^ 『ミステリアス・アイランド -神秘の島(下)』手塚伸一訳、集英社文庫〈ジュール・ヴェルヌ・コレクション〉、1996年、ISBN 4-08-760296-6。p.115・357原注
  10. ^ 岩波少年文庫『海底二万里』巻末「あとがき」による。


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