沢田五猫庵とは? わかりやすく解説

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沢田五猫庵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 09:16 UTC 版)

沢田 五猫庵(さわだ ごびょうあん、1883年 - 1927年10月)は、日本弁護士国学者明治時代末期から昭和時代戦前にかけて活動した。本名は沢田薫。

略歴

本名は沢田薫。出歯亀事件の際の弁護士として知られる。 また、大正期、斎藤昌三による「いもづる」というグループや三田平凡寺が主宰した「我楽他宗」に参加しており、第二十二番 鴛鴦名山那蘭陀寺[1]と号している。著書に『あなをかし』、『末摘花』五、六、七、八編、『縁切寺』、『類聚末摘花』という大著があった。享年45。

著書

  • 『阿奈遠加志』 木かくれのおきな戯著、猫かひのをのこ校訂 ※1920年、没後『阿奈遠加志』上下2巻として1950年稀覯文献研究会より刊行
  • 『縁切寺 川柳松ケ岡』 宮武外骨編 ※1923年
  • 『末摘花』五編から八編 附『末摘花六編輪講』、『末摘花難句注解』、『笑本末摘花三部作』 ※没後2002年太平書屋より刊行(恋川笑山画)

出典

  1. ^ 「「趣味と平凡」 平凡寺三田林蔵のこと」による。

参考文献

  • 斎藤昌三 『三十六人の好色家』 創芸社、1956年 ※82-87頁
  • 八木福次郎 「趣味と平凡」 平凡寺三田林蔵のこと 『日本古書通信』68巻1号(882号) 日本古書通信社、2003年
  • 山口昌男 『内田魯庵山脈(下) 〈失われた日本人〉発掘』 岩波現代文庫(岩波書店)、2010年



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