江良修とは? わかりやすく解説

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江良修

江良修の俳句

かたつむり読書する日のなかりけり
かなかなや不在配達票二つ
くちなしや伝えたきこと改行し
はなうたは過去の暗号夏の雲
はみだしたところにこころ冬木立
ひなげしや生きた証の墓がある
ナガサキや炎昼の影孤立して
メール来て孤独なふたり冬帽子
人ひとり描く一月のエレベーター
八月へ蹴れば被曝の石だった
八月尽松葉杖のみ立つ地平
凍鶴の母性を避けるように立つ
初雪や時間よ止まれさりげなく
十六夜や書店に僕が浮いている
地虫出づ震災チャリティコンサート
塊として風の逝く晩夏かな
大観覧車長閑な他人の時間かな
嫁ぐ子へ水無月の月送信す
少年の隣は霧の指定席
広島は薄暑塩の握り飯
日雷転校生の坂駆ける
春の雨優しい壁と思えたら
月と日と吾のなす初夏の三角形
木枯らしよ死ぬには惜しい本がある
桜蘂降る泣かない兄の黒眼
歩むため石段探す熱帯夜
泰山木子の寝坊助は異国でも
港ごと溢れる夕日秋祭
満月やいずれ私も古代人
炎天や母の影へとかくれんぼ
置き去りの夢追いたくてどんど焚く
脇役の似合う性格唐辛子
花冷えの本屋に本の無かりけり
軍艦島朽ちてなお立つ冬木かな
雨漏りも春の雨です家族です
 



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