森須蘭とは? わかりやすく解説

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森須蘭

森須蘭の俳句

ラムネ飲み海を解放してあげる
仰向いて銀河繋いでいる裸体
充電を終えし案山子に囲まれる
八月の雲の手触りする漢
十月の風を休ませ片想い
君に会うただそれだけのため桜
埃っぽい私といる月見草
待ち人は本の栞になり弥生
新緑に音を残してきたらしい
春月の甘さ奥歯を離れない
波のような我儘 君は春休
爪先は言葉の欠片梅雨明ける
爽籟の集まっている文書棚
直感の折れていますが曼珠沙華
真夜中の蹠は枯野の一部分
眠たくて蒼に届かぬ春の川
私へぶらさがっている野分
秋雨前線僕ら滞りなくすれ違う
背中ひりひり初蝶が通ったらしい
膕に溜まる私の朧かな
花芒心の眠るところかな
薔薇を抱える両腕既に孤島
薬局のような胃袋青時雨
蝸牛一生水平線でいる
誰待つとはなく満月を着用す
蹠に記憶末広がりの海鳴りは
過呼吸の泡立草の生む言葉
金木犀の音満ちてゆく夜明け
鎖骨から淋しくなりぬ星祭
霧深き机上に海の広がれり
鳥帰る人間渇ききる寸前
鳥雲に私とっても水っぽい
 




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