桓鸞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 桓鸞の意味・解説 

桓鸞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 00:09 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

桓 鸞(かん らん、108年 - 184年)は、後漢官僚は始春。本貫沛国竜亢県

経歴

龍舒侯相の桓良(桓焉の弟)の子[1]として生まれた。若くして品行にすぐれ、衣食が足りていれば、その他のものを求めようとしなかった。官界が腐敗し、刺史太守にもふさわしくない人物が多かったことから、桓鸞はかれらの下につくことを恥じて官に仕えようとしなかった。

四十数歳のとき、太守の向苗に見出されて、孝廉に察挙され、膠東県令となった。着任してまもなく向苗が死去すると、桓鸞は職を辞して喪に駆けつけ、3年の喪に服して帰郷した。後に己吾県令・汲県令を歴任した。公卿たちの推薦を受けて辟召され、議郎に任じられた。五事を上書したが、宦官たちの意に沿わなかったため、取りあげられなかった。病のため免官された。184年中平元年)、家で死去した。享年は77。

子に桓曄があった。

脚注

  1. ^ 『東観漢記』

伝記資料




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桓鸞」の関連用語

桓鸞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桓鸞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桓鸞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS