桓彬とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 桓彬の意味・解説 

桓彬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 06:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

桓 彬(かん ひん、133年 - 178年)は、後漢官僚は彦林。本貫沛国竜亢県

経歴

許県令をつとめた桓麟(桓焉の弟の桓酆の子)の子として生まれた。若くして蔡邕と名声を等しくした。はじめ孝廉に察挙され、尚書郎に任じられた。ときに中常侍曹節の娘婿の馮方が尚書郎となった。桓彬は尚書左丞の劉歆や尚書右丞の杜希と仲良くしていたが、馮方とは酒食をともにしようとしなかった。馮方はこのことを深く恨んで、桓彬らが酒党を作っていると言上した。尚書令の劉猛は桓彬らを支持して、馮方の訴えを取りあげなかった。曹節は激怒して、劉猛が私党におもねっていると弾劾奏上した。劉猛は10日ほどで出獄したものの、免官・禁錮とされた。桓彬もやはり免官された。178年光和元年)、家で死去した。享年は46。

著書に『七説』があった。

脚注

伝記資料




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桓彬」の関連用語

1
70% |||||

2
2% |||||

桓彬のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桓彬のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桓彬 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS