桂力造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 15:41 UTC 版)
桂 力造(かつら りきぞう)は、落語家の名跡。当代は二代目。
概要
三代目桂米朝(2015年没)が興した米朝事務所の説明によれば、江戸時代(寛政・文化期)に桂派の始祖とされる初代桂文治が育てた5人の高弟のうちのひとりに『桂力造』を名乗る噺家が存在したとされる[1]。
また、四代目桂文治門下で安政期の京都落語界の重鎮とされる桂慶治が、初名に『桂力造』を名乗ったと云われるがその詳細は定かでない[2]。
2025年3月20日に、二代目桂ざこば(2024年没)の弟子である桂ひろばが、二代目として同名跡を襲名した[1][3]。
歴代
脚注
- ^ a b “桂ひろば、桂ちょうば、桂そうば 三人襲名について”. ニュースリリース. 米朝事務所 (2024年11月13日). 2025年2月19日閲覧。
- ^ “桂慶治”. コトバンク. DIGITALIO, Inc. 2025年2月19日閲覧。
- ^ "桂ざこばの弟子ひろば&ちょうば&そうばが来年3月に同時襲名 歴史的名跡「力造」「米之助」「惣兵衛」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2024年4月30日. 2025年2月18日閲覧。
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