栗原昔穴古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/03 07:49 UTC 版)
| 栗原昔穴古墳 | |
|---|---|
 墳丘 | |
| 所在地 | 静岡県賀茂郡西伊豆町中 |
| 位置 | 北緯34度46分39.43秒 東経138度46分49.37秒 / 北緯34.7776194度 東経138.7803806度座標: 北緯34度46分39.43秒 東経138度46分49.37秒 / 北緯34.7776194度 東経138.7803806度 |
| 形状 | 円墳 |
| 規模 | 直径16m |
| 埋葬施設 | 横穴式石室 |
| 築造時期 | 7世紀-8世紀前半 |
| 史跡 | 西伊豆町指定史跡「栗原昔穴古墳」 |
| 地図 |
  栗原昔穴 古墳 |
栗原昔穴古墳（くりはらむかしあなこふん）は、静岡県賀茂郡西伊豆町中にある古墳。形状は円墳。西伊豆町指定史跡に指定されている。
概要
石室
伊豆半島西部、仁科川北岸の丘陵傾斜地の稜部に築造された古墳である。これまでに墳丘封土が流失して石室が露出しているほか、発掘調査は実施されていない。
墳形は円形で、直径約16メートルを測る[1]。墳丘表面では葺石と見られる小石が認められる[2]。埋葬施設は横穴式石室である[1]。玄室・羨道からなる石室であるが、羨道部は崩落している。副葬品は詳らかでない。築造時期は古墳時代終末期の7世紀-8世紀前半頃と推定され[1]、伊豆半島では数少ない古墳の1つとして重要視される古墳になる。
古墳域は1977年（昭和52年）に西伊豆町指定史跡に指定されている[2]。
-
石室開口部 -
玄室
文化財
西伊豆町指定文化財
- 史跡
- 栗原昔穴古墳 - 1977年（昭和52年）12月23日指定。
脚注
参考文献
（記事執筆に使用した文献）
- 史跡説明板（西伊豆町教育委員会、1988年設置）
- 「栗原昔穴古墳」『西伊豆町誌 資料第4集 通史編』西伊豆町、2000年。
関連文献
（記事執筆に使用していない関連文献）
- 小松眞一「伊豆國賀茂郡に於ける古墳に就いて」『考古學雜誌』第12巻第1号、日本考古学会、1921年9月、38-44頁。
外部リンク
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