松井雅樹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 12:58 UTC 版)
松井 雅樹 | |
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生誕 | 日本・京都府 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 京都大学 |
著名な実績 | 蓄電池材料 |
松井 雅樹(まつい まさき )は、日本の化学者で、北海道大学大学院理学研究院・大学院理学院・理学部化学部門の教授であり、学科長[1]。無機化学研究室教授[2]。京都府出身。
学歴と職歴
- 1999年 京都大学工学部物理工学科 卒業
- 2001年 京都大学大学院工学研究科材料工学専攻 修士課程修了
- 2001年 トヨタ自動車株式会社 入社
- 2008年 首都大学東京大学院都市環境科学研究科環境調和・材料化学専攻 博士後期課程修了
- 2008年 Toyota Research Institute of North America, Manager
- 2012年 三重大学大学院工学研究科分子素材工学専攻 特任准教授
- 2013年 科学技術振興機構さきがけ研究者
- 2015年 三重大学大学院工学研究科分子素材工学専攻 准教授
- 2016年 神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻 准教授
- 2018年 ローレンスバークレー国立研究所客員研究員(8ヶ月)
- 2021年– 現職
業績
修士課程修了までは、化学系の専攻でなく材料科学系の専攻に在籍しており、無機化学は研究と自身の講義を通じて学んだ。会社に入社して以降は一貫して蓄電池材料の研究に携わっている。 ハイドロフラックス法という新たな合成法を提案し層状コバルト酸リチウムを、300 ℃で30分という短時間で合成することに成功した[3]が、ハイドロフラックス法による材料合成はドイツで2020年に開発された手法である[4]。
参考文献
- 松井雅樹のページへのリンク