東田代村とは? わかりやすく解説

東田代村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 13:45 UTC 版)

東田代村は、群馬県にあった村。1872年廃村。東田代新田(ひがしたしろ しんでん)とも言われる。現在の群馬県利根郡片品村東小川内にあった。

略史

1608年(慶長13)開村~1872年(明治4)廃村

概要

慶長13年、外様大名である真田信之によって開村。表向きは、徳川幕府の前に、石高を高めるための積極開墾策だった。開墾者のリーダーは、大塚与惣衛門、沼田藩の中堅武士だった。地元近郊の農民の協力を得て、すばやい開村となった。

その後、東田代村は、頼みの沼田藩の改易に遭遇しながらも、存続し、明治の初めの廃村まで約260年間続いた。そこには厳しい環境に打ち勝つ逞しい村人たちが根づき、言うに言えない人生のバトンタッチを繰り広げた。

参考資料

  • 片品村史編纂委員会『片品村史』(片品村役場、1963年)
  • 生方たつゑ『真田窓のある家』(角川書店、1983年7月)
  • 菅沼ものがたり編集委員会『菅沼ものがたり』(第一法規出版、1990年3月)
  • 沼田文学の会『小説東田代村』(沼田文学第11号、2005年5月)
  • 尾瀬三ヶ峰高原の会『尾瀬三ヶ峰高原の会郷土学報告書』(日本財団、2006年4月)




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東田代村」の関連用語

1
4% |||||

東田代村のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東田代村のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東田代村 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS