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李盈瑩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/23 15:47 UTC 版)

李 盈瑩
Yingying Li
基本情報
国籍 中国
生年月日 (2000-02-19) 2000年2月19日(24歳)[1]
出身地 黒竜江省チチハル市
ラテン文字 Yingying Li
身長 192cm[1]
体重 71kg[1]
選手情報
所属 天津渤海銀行
ポジション OH
指高 252cm
利き手
スパイク 302cm
ブロック 294cm
獲得メダル
中国
世界選手権
2018 横浜
ワールドカップ
2019 大阪
ネーションズリーグ
2023 アーリントン
2018 南京
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李 盈瑩(り えいえい[2]、リ エイエイ、ラテン翻記・Yingying Li、2000年2月19日 - )は、中華人民共和国の女子バレーボール選手である。中華人民共和国代表[1]

中国の大エースである朱婷に準えて、「新・朱婷」と呼ばれている[3]

来歴

黒竜江省チチハル市出身。9歳にして天津の王宝泉監督に見いだされ、天津チームの下部チーム入りする[4]。2015年にはユース代表候補入りした。この代表候補は国内8クラブチームから選抜された19人である。ユース代表監督の沈芒は、李が「非常に技術力が高いサウスポーである」と評価した。2015年の世界ユース選手権に出場した李はベストアウトサイドヒッター(第2位)に耀いた[5]

2016年、李はナショナルチームの招集を受け北京に赴き、ハードな練習に打ち込んだ[6]。2016/17シーズンは天津チームの控えに甘んじて出場機会は僅かに留まった。

李にとって2017/18の中国バレーボールスーパーリーグがメジャー大会の初舞台となった。2017年12月に行われた同リーグの対上海では1試合45得点のリーグ新記録をマークし、2013/14シーズンに朱婷が記録した43得点を塗り替えた[3][7]。またシーズン通算得点は800得点を上回り、リーグの新記録を樹立するとともに天津チーム優勝の原動力となった。この勲功により2018年3月26日、中国バレーボール協会は2018/19シーズンのナショナルチーム代表に李をリストアップし初代表となった[8]。2018年のバレーボールネーションズリーグでシニア国際大会でデビューを果たし、ドミニカ戦では両チームトップの17得点をあげて勝利に貢献した[3]。同年9-10月の世界選手権では銅メダルを獲得、2019年9月のワールドカップでは金メダルを獲得した。

球歴

所属チーム

受賞歴

  • 2015年 - アジアユース選手権 ベストアウトサイドヒッター2位
  • 2019年 - 2018/19中国スーパーリーグ MVP、ベストアウトサイドヒッター賞
  • 2021年 - 2020/21中国スーパーリーグ ベストアウトサイドヒッター賞
  • 2022年 - 2021/22中国スーパーリーグ MVP、ベストアウトサイドヒッター賞
  • 2023年 - ネーションズリーグ ベストアウトサイドヒッター賞

脚注

  1. ^ a b c d Player”. FIVB. 2018年6月15日閲覧。
  2. ^ 中国がアルゼンチンに勝利 バレー女子世界選手権”. 新華通信社. 2022年9月27日閲覧。
  3. ^ a b c 「月刊バレーボール」2018年7月号 131ページ
  4. ^ 李盈莹:向着国手的方向努力”. 网易体育. 2016年3月7日閲覧。
  5. ^ 天津小丫空降中國女排 曾獲2015世少賽第二主攻”. 2018年6月15日閲覧。
  6. ^ 女排国少左手主攻未来可期 主帅:世少赛要打出水平”. 新浪体育. 2015年5月3日閲覧。
  7. ^ 李盈莹砍45分创排超新纪录 17岁已具一流攻手能力”. 腾讯体育. 2017年12月10日閲覧。
  8. ^ 张泽伟. “李盈莹入选女排国家队 称将“弥补短板””. 新华网体育. 2018年3月27日閲覧。



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