普遍・特殊・内属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 10:43 UTC 版)
「ヴァイシェーシカ学派」の記事における「普遍・特殊・内属」の解説
普遍 (sāmānya) 同類の観念を生む原因である。黒い牛も白い牛も同じ牛であると分かるのは普遍としての「牛性」を牛が持っているからである。 特殊 (viśeṣa) あるものを別のものから区別する観念の原因である。牛が牛であって馬でないと分かるのは特殊としての「牛性」を牛が持っているからである。 内属 (samavāya) 不可分でありながら別個の実在となっているもの同士の関係である。糸と布は内属の関係にある。
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