晩年の散文とは? わかりやすく解説

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晩年の散文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/23 23:58 UTC 版)

晩年の散文』(ばんねんのさんぶん、原題:Späte Prosa1951年)は、ドイツノーベル文学賞受賞者ヘルマン・ヘッセが、『ガラス玉演戯』を書き終えた後、健康が優れなかったために主に随筆や詩を書いていたので、その随筆を集めたものである。『盗まれたトランク』『中断された授業時間』『幸福論』『湯治手記』『クリスマスと二人の子どもの話』の5篇が『晩年の散文』に収められた。”Beschwörungen, Späte Prosa, Neue Folge”(1955年)はその続編に当たるもので、下記に記された8篇が収められている。

邦訳

収録作品

  • 盗まれたトランク “Der gestohlene Koffer” (1944)
  • 中断された授業時間 “Unterbrochene Schulstunde” (1948)
  • 幸福論 “Das glück” (1949)
  • 湯治手記 “Aufzeichnungen bei einer Kur in Banden” (1949)
  • クリスマスと二つの子どもの話 “Weihnacht mit zwei Lindergeschichten” (1950)
  • 小ガラス “Dohle” (1951)
  • マウルブロン神学校生 “Ein Mualbrounner Seminarist” (1954)
  • 祖父のこと “Grossväterliches” (1952)
  • 秋の体験 ”Herbstliche Erlebnisse” (1953)
  • エンガディーンの体験 “Engadiner Erlebnisse” (1953)
  • 過去とのめぐり会い “Begegnungen mit Vergangenem” (1953)
  • 過去を呼び返す “Beschwörungen” (1954)
  • マルラのために “Für Marulla” (1953)
  • 日本の私の読者に “An meine Lesser in Japan” (1955)



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