春日晴樹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 02:26 UTC 版)
春日 晴樹 かすが はるき |
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誕生 | 1982年8月4日(42歳)![]() |
職業 | 著述家、講演者 |
言語 | 日本語 |
国籍 | ![]() |
デビュー作 | 『はるの空―耳の聞こえない私は、音のない世界をこう捉え、こんな風に生きてきた。―』ジアース教育新社(2021年) |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
春日 晴樹(かすが はるき、1982年8月4日 - )は、日本の著作家、講演者[1]。東京都板橋区出身[要出典]。
略歴
先天的に聴覚障害がある。東京都立石神井ろう学校(現・東京都立石神井特別支援学校)在学中にバイクで日本を放浪。沖縄に移住し、おもと会沖縄リハビリテーション福祉学院で介護福祉を学ぶ。福祉現場で働きながらプロダイバーとしても活動[1][2]。
その後、ピースボートで世界一周の旅を経て、帰国後はJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)に勤務したこともある。その後、北海道上川郡美瑛町にて「はるの空」民泊を始める。聴覚障害についての理解を深める講演活動も行う[1][2]。クワガタブリーダーでもある。
聴覚障害のある妻との子育ての様子は、NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられ[3]、民放でも特番として放送されたことがある[4]。 2024年10月26日には、NHKのバラエティ番組『阿佐ヶ谷アパートメント』に出演した[5]。2024年9月2日には、著書タイトルと同名のドキュメンタリー番組「はるの空」が日本テレビで放送された。
著作
- 『はるの空 -耳の聞こえない私は、音のない世界をこう捉え、こんな風に生きてきた。-』(2021年3月、ジアース教育新社)
- 『はるの空と風ー聞こえない夫婦と聞こえる子どもの手と手の日常ー』(2025年5月、ジアース教育新社)
脚注
- ^ a b c 株式会社ローソンエンタテインメント. “春日晴樹|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2023年7月6日閲覧。
- ^ a b “聞こえなくても「自分を生かす」 元JAXA職員、世界一周…ろう者・春日さんが歩んだ人生”. 琉球新報デジタル. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “声は聞こえなくても -家族のことば 3年の記録-”. NHK北海道WEB. NHK (2024年6月11日). 2024年10月27日閲覧。
- ^ “はるの空 聞こえなくても、できるんだよ”. NNNドキュメント. 日本テレビ (2024年9月1日). 2024年10月27日閲覧。
- ^ “2024▽第4話 秋の夜長に涙のお泊り”. 阿佐ヶ谷アパートメント. NHK (2024年10月26日). 2024年10月27日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 春日晴樹 はるの空 2児のパパ 元JAXA職員 (@HARUKI_KASUGA) - X(旧Twitter)
- 春日晴樹のページへのリンク