旭川さくらバスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 旭川さくらバスの意味・解説 

旭川さくらバス

(旭川ダム沿線バス運行対策協議会 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 06:04 UTC 版)

旭川さくらバスの車両(2021年)

旭川さくらバス(あさひがわさくらバス)は、岡山県久米郡美咲町で運行しているコミュニティバス真庭市にも乗り入れている。

中鉄バス旭川ダム経由岡山線が2001年8月限りで廃止されたのを受け、沿線自治体が構成する協議会(旭川ダム沿線バス運行対策協議会)が同年9月1日から運行を開始した。当初協議会は久世町落合町旭町建部町から成っていたが、市町村合併により真庭市・美咲町・岡山市の構成となった。

その後、2014年3月限りで協議会が解散。同年4月以降は「美咲町旭川ダム沿線バス」として美咲町・真庭市内区間のみの運行となり、岡山市内区間は御津・建部コミュニティバスで代替された[1]

概要

  • 美咲町栃原から真庭市の姫新線久世駅までを岡山県道30号国道313号経由で結ぶ。
  • 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)での運行である。
  • 美咲町がエンゼルサービスに運行を委託している。
  • 鉄道路線とは久世駅(姫新線)で接続している。
  • 運賃は200円(小学生以下の子供と障がい者は100円)均一。定期券・回数券は中鉄北部バスと共用だが、同社のバスカードは使えない。
  • 真庭市コミュニティバス「まにわくん」の回数券で乗車可能。
  • 1日4往復(休日は3往復)で、便により始発地・終着地・経由地が異なる。そのうち1往復は栃原下で御津・建部コミュニティバスと接続している。
  • 民間バスが運行する路線区間以外は全てフリー乗降区間となっている。

路線

詳細な運行案内は、#外部リンクの旭川さくらバスを参照のこと。

(停留所名)は一部の便のみ停車。
  • 久世駅 - 真庭市役所 - 真庭高校久世校地前 - 落合インター - 真庭高校落合校地前 - 旦土 - 西川 - 浜尻 - 栃原 - 栃原橋 - 栃原下
  • 久世駅 - 真庭市役所 - 真庭高校久世校地前 - 落合インター - 真庭高校落合校地前 - 上旦土 - 江与味 - (浜尻 - 栃原) - 浜尻 - 西川 (→ 旦土)

車両

協議会運行時代の概要

協議会運行時代の車両(2006年)※現在は使用されていない
  • 旭川中流に沿い、真庭市の姫新線久世駅から岡山市北区建部町八幡温泉郷までの49.4kmを結んでいた。
  • 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)で、同協議会がエスアールティー中鉄バスの関連会社)に運行を委託していた。
  • 鉄道路線とは久世駅、美作落合駅(姫新線)、福渡駅津山線)で接続していた。
  • 運賃は距離制。定期券・回数券は中鉄北部バスと共用だが、バスカードは使えなかった。
  • 1日6往復(休日は4往復)運行していた。
  • 落合高校前~福渡小学校、落合高校前~高浜三叉路・福渡旧国道はフリー乗降区間となっていた。
  • 車両は日野・リエッセ(ステップリフト付き)2台で運行されていた。

関連項目

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「旭川さくらバス」の関連用語

旭川さくらバスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



旭川さくらバスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの旭川さくらバス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS