日田市立博物館とは? わかりやすく解説

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日田市立博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 16:32 UTC 版)

日田市立博物館
大分県内の位置
施設情報
開館 1960年
位置 北緯33度19分33.8秒 東経130度56分30.7秒 / 北緯33.326056度 東経130.941861度 / 33.326056; 130.941861座標: 北緯33度19分33.8秒 東経130度56分30.7秒 / 北緯33.326056度 東経130.941861度 / 33.326056; 130.941861
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日田市立博物館(ひたしりつはくぶつかん)は、大分県日田市上城内町の複合文化施設アオーゼ内にある博物館である。

沿革

1960年(昭和35年)12月1日に、大分県内初の公立博物館として日田市三本松で開館した。1964年(昭和39年)3月には、博物館法に基づく博物館相当施設の指定を受けている[1]

開館から50年が経過して施設が老朽化するとともに、収蔵施設が十分ではなくなったために、日田市では2010年度(平成22年度)に「日田市立博物館基本構想」を策定[2]。さらに、2014年(平成26年)9月には「日田市複合文化施設整備基本計画」が策定され、博物館エリアについて「日田市立博物館基本構想」を踏まえた整備内容が示された[3]

そして、この基本計画に基づき複合文化施設が整備されることに伴い、日田市立博物館は2016年(平成28年)4月末にいったん閉館[4]。8月5日にアオーゼの3階に移転して開館した[5]。この移転によって、延床面積は約2-3倍に拡大した[6]。新博物館では、入館者の年間目標を7千人としていたが、開館から4ヶ月後の2016年12月10日には入館者が1万人に達した[7]

展示室

常設展示室を4つの展示ゾーンに分けて、以下の展示を行っている[5]

  • 日田のなりたちゾーン - 地質に関する展示を行うゾーン
  • 日田の自然と暮らしゾーン - 自然や民俗に関する展示を行うゾーン
  • 日田の星空ゾーン - 宇宙に関する展示を行うゾーン
  • 水辺の生き物ゾーン - 水辺の生き物に関する展示を行うゾーン

収蔵資料

以下の資料を収蔵している[5]

  • 昆虫標本 - 11,258点
    • 環境省レッドデータブック記載の蝶 - 27種・296点
    • 大分県レッドデータブック(2001年レッドデータブックおおいたを含む)記載の蝶 - 17種・241点
  • 植物標本 - 約8,000点(整理中)
  • 岩石鉱物・化石標本 - 約1,500点(一部未同定のものを含む)
  • 動物剥製・液浸標本 - 23点
  • 貝類・甲殻類標本 - 約1,000点

旧博物館の概要

軽量鉄骨2階建てで、1-2階に展示室があった。1964年(昭和39年)には博物館東側に事務室が増設されていた[1]

  • 敷地面積 - 345m2
  • 建物面積 - 269m2
    • 展示室面積 - 172m2
    • 事務室 - 27m2
    • 昆虫標本収蔵庫(2階倉庫) - 4m2
    • 1階倉庫 - 7m2
    • その他 - 59m2

脚注

外部リンク




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