既燃ガス
英語 burned gas
シリンダー内で既に燃焼を終えたガスを、燃焼前の未燃ガス(未燃焼混合気)に対応するかたちで、既燃ガスあるいは燃焼ガスという。シリンダー内で火炎が伝播する場合、初期に燃焼した部分は、火炎面から熱エネルギーを供給されると同時に断熱圧縮を受けるため、最後に燃焼する部分よりはるかに高温になる。このため、燃焼初期の既燃ガス部では、混合気が薄い場合は余剰酸素と窒素の反応による窒素酸化物の生成量が多くなる。
参照 火炎伝播 ※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
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