旅と日々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/21 07:37 UTC 版)
旅と日々 | |
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監督 | 三宅唱 |
脚本 | 三宅唱 |
原作 | つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」 |
出演者 | シム・ウンギョン 河合優実 高田万作 斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永 佐野史郎 堤真一 |
音楽 | Hi'Spec |
制作会社 | ザフール |
製作会社 | 2025「旅の日々」製作委員会 |
配給 | ビターズ・エンド |
公開 | ![]() |
上映時間 | 89分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
この記事には公開前の映画に関する記述があります。
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『旅と日々』(たびとひび)は、2025年11月7日に公開予定の日本映画[1][2]。
あらすじ
脚本家の李は、自身の才能に限界を感じていた。ある大学の授業で、自らが脚本を手掛けた映画が上映されるが、学生からの質問に「自分には才能がない」と答える[2]。
冬、李は偶然訪れた雪深い山奥の宿「べんぞうや」で、やる気のない宿主・べん造と出会う。暖房も食事も満足にないその宿で、李はべん造と奇妙な交流を重ねる。ある夜、べん造は李を雪原へと連れ出し、静かな時間の中で李は自分自身と向き合っていく[2]。
物語は夏の海辺での出会いと冬の節山での滞在を通じて、人生の意味や孤独、再生を描く[2]。
登場人物
- 李
- 演 - シム・ウンギョン
- 本作の主人公で、韓国人の脚本家。旅先で人生と向き合う。
- べん造
- 演 - 堤真一
- 山奥の宿「べんぞうや」の主人。無気力だが独特の存在感を放つ。
- 渚
- 演 - 河合優実
- 夏の海辺で李が出会う女性。
- 夏男
- 演 - 高田万作
- 海辺で渚と出会う青年。
受賞
2025年8月16日(日本時間)にスイスで行われたロカルノ国際映画祭で、最優秀賞に選ばれた。日本人監督の作品が最優秀賞に選ばれたのは、「愛の予感」以来18年ぶりのこと[3]。
その他のキャスト
スタッフ
- 監督・脚本:三宅唱
- 原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
- 音楽:Hi'Spec
- 製作:映画『旅と日々』
- 製作委員会 製作幹事:ビターズ・エンド、カルチュア・エンタテインメント
- 企画・プロデュース:セディックインターナショナル
- 制作プロダクション:ザフール、©2025『旅と日々』製作委員会
- 配給・宣伝:ビターズ・エンド
出典
- ^ “映画『旅と日々』公式サイト”. 映画『旅と日々』公式サイト. 2025年8月17日閲覧。
- ^ a b c d “旅と日々”. カルチュア・パブリッシャーズ|CULTURE PUBLISHERS. 2025年8月17日閲覧。
- ^ “スイス ロカルノ国際映画祭 三宅唱監督「旅と日々」が最優秀賞”. NHK NEWS (2025年8月17日). 2025年8月18日閲覧。
外部リンク
- 映画『旅と日々』公式サイト - 公式ウェブサイト
- 旅と日々のページへのリンク