新京兵事区
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新京兵事区(しんきょうへいじく)は、満洲国に設置された大日本帝国陸軍の兵事区の一つ。吉林省、四平省、間島省、通化省、新京特別市を管轄領域とし、新京陸軍兵事部が置かれ徴兵・召集等兵事事務を所掌した。
概要
1941年(昭和16年)、陸軍管区表の改正で関東軍管区の下に新京兵事区が設置された[1]。当初、吉林省、四平省、間島省、通化省、新京特別市を管轄したが[1]、1943年(昭和18年)以降は吉林省、新京特別市を管轄した[2]。
新京陸軍兵事部長
代 | 氏名 | 階級 | 在任期間 | 出典 |
---|---|---|---|---|
新京兵事部部長 | ||||
石田寿 | 歩兵大佐 | 1941.5.5 - | [3] | |
鈴元親三千 | 歩兵大佐 | 1944.6.21 - | [3][4] |
脚注・出典
- ^ a b 『官報 1941年08月07日』大蔵省印刷局、1941年8月7日 。
- ^ 『官報 1943年03月26日』大蔵省印刷局、1943年3月26日 。
- ^ a b 大内那翁逸, 津野田喜長『旧帝国陸軍編制便覧 第3巻』大内那翁逸、1995年10月、122頁 。
- ^ 松原慶治 編『終戦時帝国陸軍全現役将校職務名鑑』戦誌刊行会、1985年 。
関連項目
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