断裂した深発地震面

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断裂した深発地震面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/10 14:54 UTC 版)

「深発地震」の記事における「断裂した深発地震面」の解説

ニューヘブリディーズ海溝・ペルー・チリ海溝で見られる。地表から300km付近までに深発地震面があるが、それ以深では無くなり、600km付近で再び現れる。スラブが断裂して存在するため、あるいはスラブはつながっているものの途中の部分で地震を発生させない何らかの原因があるため、と考えられている。なお、ペルー・チリ海溝では、上の深発地震面では引っ張りの力、下の深発地震面では圧縮力が働いている。