戸塚廉とは? わかりやすく解説

戸塚廉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 23:26 UTC 版)

戸塚 廉(とづか れん、1907年7月12日 - 2007年9月)は、日本の教育運動家。

略歴

静岡県生まれ。静岡師範学校卒。掛川市で小学校教員となり、1930年同人誌『耕作者』を創刊。1932年新興教育同盟準備会に参加、1933年検挙され免職。上京して池袋児童の村小学校の講師となり、1935年『生活学校』を刊行。戦後は掛川市で『おやこ新聞』を発行。息子は掛川市議を務めた郷土新聞社会長・戸塚秀雄。孫の戸塚猛実が『郷土新聞』を継承している。

著書

  • 『新しいPTA読本』(新評論) 1957
  • 『いたずら教室』(講学館、日本の子ども文庫) 1959
  • 『親も人間子も人間』(明治図書出版、母と教師を結ぶ文庫) 1960
  • 『教師へ 国民からのねがい』(麦書房) 1961
  • 『日刊新聞を作る子どもたち』(実業之日本社) 1961
  • 『いたずらっ子バンザイ たくましい子に育てる教育』(あすなろ書房) 1970
  • 『子どもを見る目』(国土社、ホームライブラリー) 1971
  • 『民主学校をつくる子どもたち』(あすなろ書房) 1971
  • 『小先生の発見 いたずら教育学』(栗田出版会) 1973
  • 『おやこ新聞 もうひとつの教育』(日本放送出版協会、NHKブックス) 1974
  • 『学級文化の開拓』(明治図書出版、生活指導選書) 1976
  • 『はじける子どもの目』(あすなろ書房) 1976
  • 『いたずらの発見 野に立つ教師五十年 1』(双柿舎) 1978
  • 『児童の村と生活学校 野に立つ教師五十年 2』(双柿舎) 1978
  • 『戦後地域改革とおやこ新聞 野に立つ教師五十年 3』(双柿舎) 1978
  • 『民間教育運動の底流 江津三代記』(エムティ出版) 1991

共編

論文

  • 「寒川君の『出発書』を読んで」『教育科学研究』第2巻10号 (1940)

参考





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