ヒューナーテスト
(性交後試験 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 16:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ヒューナーテスト(英: Huhner test )は、不妊症の検査の一つでin vivoで施行される精子頸管粘液適合試験のことである。性交後試験、postcoital testとも呼ばれる[1] [2]。
概要
排卵日に合わせて性交を行わせ、2~3時間後に受診し、後膣円蓋の貯留液、頸管粘液を採取し、顕微下で精子の有無と運動率を観察する[1][2]。後膣円蓋の潮流液に精子を認めれば、確実に膣内に射精できておりかつ無精子症を否定でき、頸管粘液で25個以上/HPF認められれば、本試験陽性とされる[1][2]。
ヒューナー試験後の流れ
脚注
- ^ a b c 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
- ^ a b c 伊藤正男 、井村裕夫、 高久史麿『医学書院医学大辞典 第2版』医学書院、2009年。ISBN 978-4260005821。
- ^ 病気がみえるVol.9 「婦人科・乳腺外科」 メディックメディア社発行 ISBN 978-4896324624
関連項目
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