陳叔宝とは? わかりやすく解説

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陳叔宝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 09:28 UTC 版)

陳 叔宝(ちん しゅくほう)は、南朝の第5代(最後)の皇帝。後世、亡国の君主として暗君の典型とされる。後に後主(こうしゅ)と称された。


  1. ^ 隋書高熲伝によると、楊広は後主の寵姫である張麗華を自分のもとに納めようとしたが、将軍の高熲は「(周の)武王は殷を滅ぼすと、妲己を殺しました。いま陳を平定し、張麗華を手に入れるわけにはいきません」と言い、兵に命じて張麗華を斬らせた。『資治通鑑』によると、楊広は高熲の子の高徳弘を派遣して張麗華を保護させようとした。しかし先に建康に入城していた高熲は、「むかし太公望は顔を覆って妲己を斬らせたという。どうしていま張麗華を保護することができようか」と言って、張麗華を青渓に曳き出して斬った。このため楊広は高熲を恨んだという。


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