影踏み鬼
影踏み鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/12 11:45 UTC 版)
影踏み鬼(かげふみおに)は、影を利用した遊びの一種。単に「影踏み」とも称する。
古くから存在する遊戯で、日本では明治30年代まで月明かりの夜に行われることが多く[1][2]、「影や唐禄神(道陸神、道禄神)、十三夜の牡丹餅」などと囃しながら行われたという[1][2]。
基本ルール
2つの方式がある。日影を利用するため日照が十分にある屋外などで行われる[3]。
- 全員一斉に行うもの
- 開始の合図で一斉に他の者の影を踏むことを競うもの[2]。
- 鬼役を決めて行うもの
脚注
参考文献
- 笹間良彦 著画『日本こどものあそび大図鑑』遊子館、2005年1月。ISBN 4-946525-64-5。
- 中島海 編『遊戯大事典』不昧堂書店、1957年。NDLJP:2482452。
- 三宅邦夫、畠山トミ、松原達或 編『図解 遊びの事典』村山貞雄 監修、明治図書出版、1982年10月。 ISBN 4-18-975102-2。
関連項目
- 影踏み鬼のページへのリンク