市庁舎舞踏会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/22 14:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『市庁舎舞踏会』(しちょうしゃぶとうかい、ドイツ語: Rathausball-Tänze)作品438は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したウィンナ・ワルツ。
解説

1890年2月12日、落成して8年が経ったウィーン市庁舎において初めての舞踏会が催されることになり、2つの楽団が出演することになった。エドゥアルト・シュトラウス1世が率いるシュトラウス管弦楽団と、カール・ミヒャエル・ツィーラーが率いるウィーン第4連隊、いわゆる「ドイチュマイスター」であった。
シュトラウス2世とツィーラーは、それぞれこの舞踏会のために新しいワルツを用意した。前者は『美しく青きドナウ』の旋律で始まる『市庁舎舞踏会』、後者は『ウィーン市民』であった。なお、人々が軍配を挙げたのは『ウィーン市民』のほうだったという。
関連作品
- ワルツ『ウィーン市民』:カール・ミヒャエル・ツィーラーが作曲したワルツ。
参考文献
- 若宮由美「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート 2012 会員の中村哲郎さんがNHK放送にゲスト出演! ニューイヤーを語る 曲目解説」より〈市庁舎舞踏会〉および〈ウィーン市民〉。
外部リンク
- 『市庁舎舞踏会』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
- 市庁舎舞踏会のページへのリンク