州胡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 州胡の意味・解説 

州胡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 18:00 UTC 版)

2世紀頃の州胡周辺。

州胡(しゅうこ、주호、チュホ)は、現在の大韓民国済州島の古名である。中国の三国時代に、州胡が馬韓の西の海上にある大きな島として記される。他に該当する島はないため、これが済州島と考えられる。

概要

三国志』『後漢書』によれば、州胡の人は言語がと異なり、背が低く、鮮卑匈奴あるいは烏桓も含む)のように髪を剃った弁髪の風習を持ち[1]、上半身に革の衣を着たが下が覆われず裸に近い。牛と猪を飼い、船で往来して韓と交易した。これは当時の韓の風俗として記されるものと大きく異なっている。

州胡はこの後、朝鮮の三国時代耽羅として現れた。

脚注

  1. ^ 魏志』巻30烏丸鮮卑東夷伝:又有州胡在馬韓之西海中大島上,其人差短小,言語不與韓同,皆髠頭如鮮卑,但衣韋,好養牛及豬。其衣有上無下,略如裸勢。乘船往來,市買韓中。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「州胡」の関連用語

州胡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



州胡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの州胡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS