岩本多賀史とは? わかりやすく解説

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岩本多賀史

岩本多賀史の俳句

うしろから声のかかりぬ松の芯
かけ引の裏側が見ゆつばくらめ
かたつむり渦より老ゆる日暮どき
こぼれ萩過去と未来を揺らしけり
たかんなの夕暮ながき山の径
もつれ合う蝶光芒となりて消ゆ
人影に気付かぬふりの穴惑
仏眼にかすかな憂ひ野火はしる
春の鳰空の青さを怖れけり
曼珠沙華愁ひは水の色に似て
枯るるもの枯れざるものも吹かれをり
枯蔓を引けばぐらりと過去が見ゆ
海光に遠近のあり袋掛
潮匂ふところまで来し冬たんぽぽ
紙雛の残されてゐる雛納め
船室の鏡の中のいなびかり
蓑虫の仏顔なる昼の風
話さねば言葉忘るる夜の秋
 



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