岡本久一とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 岡本久一の意味・解説 

岡本久一

岡本久一の俳句

とんがらし高齢といふ反抗期
ゆるんだりほどけたりして夏の川
冬日向小石裏返してやりぬ
口から子吐き出す春の熱帯魚
口中に母のくつつく雑煮かな
四トンの象四トンの寒さかな
夏座敷対角線に妻のゐて
寒翁が馬にまたがり去年今年
影が蔭さがしてをりぬ炎天下
春の風呂アルキメデスを決めこんで
望郷を煮つめてみれば赤とんぼ
水澄むや底に岡本太郎の目
涼しさや右から左へ抜ける耳
炎天やふるさとは気化したる由
煮こごりや魚の泪を閉ぢ込めて
生きるには不便なかたち兜虫
秋立つや肩の力の抜けた石
菜の花を山ほど魯山人の皿
萩の風気分はなんとなく古典
蚕豆や子らはみな似てみな違ふ
蝌蚪生まる近い親戚かも知れぬ
行く春や返さずにおく砂時計
青春の三号雑誌曝しをり
 




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岡本久一」の関連用語

岡本久一のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岡本久一のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会

©2024 GRAS Group, Inc.RSS