山本敏倖とは? わかりやすく解説

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山本敏倖

山本敏倖の俳句

うくらいな発水面下でありけり
かげろうの胎児は今も2B
きつつきの通せんぼからいちれつ
くれぞーるのように鳴り出す十二月
こいんろっかーのような冬西日
さえずりの1/2のすりらんか
ところどころ地上でありてしぐれけり
どんぐりに湖の音符を閉じ込める
にっぽんの形に曲がる胡瓜かな
中間色の律令よりのきりぎりす
五グラムの狂気に箸を添えておく
人格は五大陸なり雁行す
切干大根のぶるっくりんを調律す
十一月されど柱はぽるとがる
向日葵のうしろが落ちてしまいけり
問診はとんぼのように水平
地上まで滝であること忘れけり
奴凧蛎殻町にひっかかる
寒鴉のように明治座でありけり
屈伸というあやとりの岸辺かな
心太は危険思想である
朴散華謝霊運かな左千夫かな
桜鯛さて音階はなぽれおん
桜鯛われは鉛筆書きである
神無月羊降る夜となりにけり
立葵あなたに駅はありますか
綿虫だんだん試行錯誤だんだん
羊をかぞえ螢袋に帰ります
美濃和紙の白鷺さらにいちにち
花明りわが人体を留守にする
菜の花や千個の月と日と石と
鈴虫こえて起伏はすべてありばい
雪眼して隅の一人を視ていたり
香魚食べてさらに深みへ入りにけり
黒鯛の途中火炎太鼓かな
 




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