小林元喜
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小林 元喜(こばやし もとき、1978年〈昭和53年〉 - )は、日本のノンフィクション作家。
人物・来歴
1978年、山梨県甲斐市生まれ。法政大学経済学部卒業。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。法政大学在学中より作家の村上龍のアシスタントとしてリサーチ、ライティングを開始。『共生虫ドットコム』(講談社)、『13歳のハローワーク[1]』(幻冬舎)等の制作に携わる。卒業後は東京都知事(当時)の石原慎太郎公式サイトの制作・運営[2]、登山家の野口健のマネージャー等を務める。野口健のマネージャーを計10年務めるが、その間、野口健事務所への入社と退職を3度繰り返す中で、様々な職を転々とする。
2022年、『さよなら、野口健』(集英社インターナショナル)が「第19回開高健ノンフィクション賞」および「2022年 Yahoo ! ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞」にノミネート。
2024年10月に『親友失格』が小学館ノンフィクション大賞の最終候補作にノミネート[3]。 同作は筆者の親友であり、2022年5月18日にアラスカにて43年の生涯を閉じた山岳カメラマン・平賀淳との関係性を描いている。
現在は都内にあるベンチャー企業に勤務しながら執筆活動を続けている。
著書
- 『さよなら、野口健』(集英社インターナショナル) 2022年3月
脚注
- ^ 13歳のハローワーク 村上龍 (著)幻冬舎 P455
- ^ web creators vol.22 (2003 OCTOBER) 発売 (株)インプレスコミュニケーションズ P92-95
- ^ 小学館ノンフィクション大賞の最終候補作にノミネート。https://www.shogakukan.co.jp/storage/files/article/2025/newgokusai.pdf
参考文献
- Web
- Amazon著者情報
- 小林元喜 抗い難い魅力をもつ野口健の実像【著者に聞く】 中央公論.jp
- <書評>『さよなら、野口健』小林元喜 著 東京新聞
- 「使命を負った」アルピニスト との、愛憎に満ちた日々 -『さよなら、野口健』小林元喜 幻冬舎plus
- 元マネージャーが書いた野口健の表と裏「抗い難い魅力と中毒性がある」 AERA dot.
- 「さよなら、野口健」小林元喜著 日刊ゲンダイDIGITAL
- 『さよなら、野口健』元マネージャーが全てを明かした前代未聞の人物ルポ note
- 登山家・野口健 元マネージャーが語る人物像「規格外の変人」 NEWSポストセブン
- 「さよなら野口健」作者 小林元喜 が語る、野口健との思い出❗️ 山崎怜奈の誰かに話したかったこと。記事コンテンツ
- 『さよなら、野口健』愛憎入り混じる人間ドラマ。新しい人物ノンフィクションの誕生 HONZ
- 雑誌
- 『週刊ポスト』2025.2.28・3.7号「第31回小学館ノンフィクション大賞選評」
- 書籍
- 確かに生きる 落ちこぼれたら這い上がればいい 野口 健 (著)(集英社文庫)
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