富士山河口湖音楽祭とは? わかりやすく解説

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富士山河口湖音楽祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 06:46 UTC 版)

富士山河口湖音楽祭(ふじさんかわぐちこおんがくさい)は河口湖河口湖ステラシアターなど、富士河口湖町を中心とした地域で毎年7・8月に開かれる音楽祭である。

概要

河口湖ステラシアター内の実行委員会が毎年企画・運営し、指揮者佐渡裕が監修している[1]。2002年8月に第1回が開かれて以来、毎年行われている音楽祭である[2][3]

富士河口湖町によると2010年の音楽祭では約1万6000人が参加した[4]とされるほどのイベントである。富士河口湖町の夏の恒例行事とも言われ[5]、町の施政方針で「当町のシンボル的なイベントとして定着した」と表現されたこともある[6]。河口湖ステラシアターや河口湖円形ホールなどのコンサート会場以外でも演奏が行われる。河口湖ショッピングセンター ベルや河口湖美術館、河口湖駅[4]、さらにはふじてんスノーリゾート富士山の五合目でもコンサートが開かれたことがある[7]

内容

内容は年によって異なるものの、合唱吹奏楽[1]マーチングや佐渡裕による音楽教室 [8]兵庫県立芸術文化センターのスーパーキッズオーケストラによるコンサート[3]ヴァイオリンリサイタル[7]などは[9]毎年行われている。合唱で歌われた曲として主なものを上げると、第7回にはベートーベンの交響曲第9番が歌われた。第10回にはオルフカルミナ・ブラーナの全曲がシエナ・ウインド・オーケストラの演奏とともに歌われた[5]。吹奏楽はシエナ・ウインド・オーケストラ[10]や山梨県内の中学生による特別バンドの演奏[11][3]とその公開練習[7]全日本吹奏楽コンクールに出場経験の多い高校(習志野市立習志野高等学校など)の演奏[3]などがある。

佐渡裕のコンサートではアンコールに星条旗よ永遠なれを演奏するのが定番になっている[12]。これは富士山河口湖音楽祭でも同様であり、公式サイトには「好きな楽器を持って、楽器がなければ音が鳴るものを持って」星条旗よ永遠なれを演奏するよう書いてある[13]

出典

  1. ^ a b 世界のタクト魂揺さぶる演奏 山梨日日新聞 2011年9月11日閲覧
  2. ^ 富士山河口湖音楽祭 富士山河口湖音楽祭 2011年9月11日閲覧
  3. ^ a b c d 富士山河口湖音楽祭あす開幕富士山NET 2011年9月11日閲覧
  4. ^ a b 平成22年9月議会 施政方針 富士河口湖町 2011年9月11日閲覧
  5. ^ a b 大作「カルミナ・ブラーナ」に挑む asahi.com 2011年9月11日閲覧
  6. ^ 平成21年9月議会 施政方針 富士河口湖町 2011年9月11日閲覧
  7. ^ a b c 富士山再生キャンペーン:富士山河口湖音楽祭10周年 あす開幕 /山梨 毎日jp 2011年9月11日閲覧
  8. ^ 富士河口湖町平成21年9月号広報 p.-26 (PDF) 2011年9月11日閲覧
  9. ^ 公演日程 富士山河口湖音楽祭 2011年9月11日閲覧
  10. ^ 活動履歴 シエナ・ウインド・オーケストラ 2011年9月11日閲覧
  11. ^ カナエルチカラスペシャル 奏 山梨放送 2011年9月11日閲覧
  12. ^ 過去の演奏会情報(国内) 佐渡裕オフィシャルサイト 2011年9月11日閲覧
  13. ^ カルミナ・ブラーナ全曲 富士山河口湖音楽祭 2011年9月11日閲覧

関連項目

2008年から2017年まで開催していた映画祭。同じ富士山河口湖であるが、映画祭は富士山と河口湖の間に・(中点)が付いている。

外部リンク




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