家庭動物販売士とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 家庭動物販売士の意味・解説 

家庭動物販売士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/11 02:28 UTC 版)

家庭動物販売士(かていどうぶつはんばいし)とは、一般社団法人全国ペット協会(ZPK)が主催する資格試験

概要

この資格試験は、ペットを販売する際に求められる動物取扱業の登録に関する基準の一要件として認められており、平成17年に第1回試験が実施されてから、2010年4月時点で4,700人が資格を取得している。受験者は主にペットショップスタッフやブリーダーなどだが、ペットフードやペット用品メーカーの社員が受験するケースも増えている。

試験

  • 開催時期
例年1月から2月に全国の会場で開催される。平成22年は北海道・宮城・石川・茨城・東京・愛知・大阪・石川・熊本の9会場で開催された。
  • 受験資格
家庭動物販売士3級
飼養動物に関する学校その他の教育機関を卒業したもの及び卒業見込みの者
ペット動物などに関する資格を有している者
ペット動物販売店等で働いているもの又は働くことを希望している者
家庭動物販売士2級
家庭動物販売士3級資格保持者
動物取扱業に関する実務経験を2年以上有する者

出題形式

家庭動物販売士3級
出題形式  三肢択一式(マークシート式)
問題数   全30問
試験時間  60分間
出題科目
  1. 動物取扱業者の職業倫理
  2. 動物販売に必要な基礎知識と技術
  3. 動物の展示方法と衛生管理
  4. 動物の健康管理
  5. 動物の適正な繁殖方法
家庭動物販売士2級
出題形式  三肢択一式(マークシート式)
問題数   全50問
試験時間  90分間
出題科目  
  1. 動物取扱業の社会的責任と役割
  2. 動物関係法令
  3. 犬と猫の飼養管理
  4. 動物の展示と周辺環境の保全
  5. 家庭動物(犬猫以外)に関する知識

認定講習会

  • 試験の前日もしくは当日に、希望する受験者に対し認定講習会が開催される。認定講習会では、受講者に対して配布されるテキストをもとに、試験についての講習が行われる。

受験料・受講料

家庭動物販売士3級
受験料1万円
受講料2万円
家庭動物販売士2級
受験料1万円
受講料2万円

初回登録料

家庭動物販売士3級 1万円
家庭動物販売士2級 1万5千円

資格の有効期間

家庭動物販売士3級 2年間
家庭動物販売士2級 5年間

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「家庭動物販売士」の関連用語

家庭動物販売士のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



家庭動物販売士のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの家庭動物販売士 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS