季語
(季題 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/21 03:03 UTC 版)
季語(きご)とは、連歌、俳諧、俳句において用いられる特定の季節を表す言葉を言う。「雪」(冬)、「月」(秋)、「花」(春)などのもの。流派、結社によっては、題詠の題としたり、一句の主題となっている言葉を「季題」(きだい)と言い、単に季節を表すだけの「季語」と区別することもあるが、両者の境は曖昧であり互いを同義に用いることも多い[1](詳細は後述)。「季語」「季題」いずれも近代以降に成立した言い方であり、古くは「季の詞(きのことば)」「季の題」「四季の詞」あるいは単に「季(き)」「季節」などと呼ばれていた[2]。以下では特に説明のない限り「季語」で統一して解説する。
- ^ a b c 山下一海 「季語」『現代俳句大事典』 173-174頁
- ^ a b c d 山下一海 「季題」『現代俳句大事典』 178-179頁
- ^ 宮坂、6-7頁
- ^ 宮坂、13頁
- ^ 宮坂、3頁、14-18頁
- ^ 宮坂、186-190頁
- ^ 宮坂、25-26頁
- ^ 山下一海 「季題の歴史」『季題入門』 202-204頁
- ^ いずれも特に台湾季語として人気の高い題材であった。
- ^ 呉昭新. “台湾俳句史(1985〜2013)(2) 〜季題、季語、虚子の「熱帯季題論」と台湾の歳時記〜”. 『交流』2015年11月号. 公益財団法人日本台湾交流協会. pp. 15-19. 2017年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月15日閲覧。
- ^ 宮坂、5-6頁
- ^ 浅沼璞 「季語」『現代俳句ハンドブック』 180-181頁
- ^ 平井照敏 「季題とは何か」『季題入門』 16-17頁
- ^ 山下一海 「季題の歴史」『季題入門』 189-190頁
- ^ 宮坂、5頁
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