娼生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 03:20 UTC 版)
娼生 | |
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鳳姐/A Girl Out of the Country | |
監督 | ブルース・チウ |
製作 |
ジーン・カオ リウ・フォンチー |
出演者 |
ジーン・カオ ホアン・グァンジ― トゥアン・ジュンハォ |
公開 |
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上映時間 | 100分 |
製作国 |
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言語 | 中国語 |
『娼生』(しょうふ、原題:鳳姐、英題:A Girl Out of the Country)は、2023年に製作された台湾映画。
「台湾ドラマの女神」と称されるジーン・カオの映画初主演作。また、今作では出演のみならずエグゼクティブプロデューサー、主題歌も担当している[1]。
共演は、最新主演作『Silent Sparks(英題)』が第75回ベルリン映画祭パノラマ部門に選出された注目の俳優・ホアン・グァンジ―、過去2回金馬奨の助演男優賞にノミネートされており三池崇史監督の日本映画「初恋」にも出演したトゥアン・ジュンハォなど。
2025年5月23日に東京・シネマート新宿ほか全国ロードショー。
あらすじ
田舎育ちのフォンは歌手になるという夢のために、祖母の反対を押し切り台北へ旅立つが、娼婦として日本へ売られてしまう。数年後、台湾に戻ったフォンは、祖母が認知症を患っていることを知る。罪悪感に苛まれたフォンは、家に帰るのを避け、台北の売春宿で働き、罪を償うためにこっそりと弟と祖母へ仕送り金を送り続けた。そして、そんな彼女の生活は気付けば15年の月日が過ぎていた。 一方、警察官となった弟のユーミンは、台北にいるはずのフォンを探していた。姉が成功した歌手であることを期待していたユーミンは、売春宿で娼婦として働く姉の姿を目にして言葉を失う。フォンはユーミンに対して自分の正体を認めようとはしなかったが、未成年の少女が売春宿に売り飛ばされてきたことをきっかけに、姉弟の心の葛藤は一転する。
キャスト
- フォン:ジーン・カオ
- ユーミン:ホアン・グァンジ―
- ピン:トゥアン・ジュンハォ
スタッフ
- 監督:ブルース・チウ
- エグゼクティブプロデューサー:ジーン・カオ、リウ・フォンチー
- 日本語字幕:加藤郁江
- 日本配給:ライツキューブ
映画祭・受賞歴
- 第43回ハワイ国際映画祭
- NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)ノミネート
- アジア映画新人監督賞ノミネート
- 高雄映画祭2024 観客投票年間チャンピオン
脚注
出典
- ^ “ジーン・カオが夢を捨て娼婦になった女性演じる、台湾映画「娼生」5月公開”. 映画ナタリー. 2025年3月27日閲覧。
外部リンク
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