妙
読み方:みょう
- 僧侶の間にて若い女、又は情婦のことをいふ。女の戒名によく妙の字を用ふ、又妙法の妙の字であるからいつたもの。お説教の時、妙の字を説くに「妙の字は若き女のもつれ髪、いふにいはれず、とくにとかれず」といふ歌をよく用ふ。〔僧侶語〕
- 〔僧〕僧侶間にて若い女のことを云ふ。又は情婦のこと。
- 略僧侶の間にて若い女、又は情婦のことをいふ。女の戒名によく妙の字を用ふ。又妙法の妙の字であるからいつたもの。お説教の時、妙の字を説くに「妙の字は若き女のもつれ髪いふにいはれず、とくにとかれず」といふ歌をよく用ふ。
- 坊主仲間で若い女のことや情夫のことをいふ。
- 僧侶の妾を云ふ。醒酔笑に、或る檀那寺に参りしばらく雑談し、たちさまに「明日無菜の斎(とき)を申さん」と云へば、庫裡(くり)からめうが楚忽に出ていひける、「幸の事や明日はお坊様の精進の日ぢや」とある。又めうは妙で分析すれば少女となる。
- 徳川時代、寺の隠し妻に広く用ゐられたり。
- 坊さんの間で若い女、又は情婦のことをいう。女の戒名によく妙の字を用いるし、又妙法の妙の字から来たもの。お説教のとき、妙の字を説くに「妙の字は若い女のもつれ髪、いうにいわれず、とくにとかれず」という歌をよく用いる。〔僧侶〕
- 坊さんの間で若い女、又は情婦のことをいう。女の戒名によく「妙」の字を用いるし、又妙法からきたもの。お説教のとき、妙の字をとくに「妙の字は若い女のもつれ髪、いうにいわれず、とくにとかれず」という歌をよく用いる。
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