女川ポスター展
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女川ポスター展(おながわポスターてん)とは、宮城県仙台市に日刊新聞の発行拠点を構える河北新報社が、東日本大震災からの復興を後押しするため2012年に始動させた「今できることプロジェクト」の一環として宮城県牡鹿郡女川町で実施した誘客イベント[1]。
2014年8月からポスター制作に賛同する女川町の商店・企業とポスター制作に携わるクリエーターの募集を開始。モデルとなったのは大阪阿倍野の「文の里商店街」がシャッター商店街からの脱却を目指し、電通関西支社の仕掛けで実施した商店街の店舗ポスター催事[2][3]。2015年2月21日〜5月31日の期間、女川町の仮設商店街「きぼうのかね商店街」など女川町内各所で実施された[4]。
42の店舗・地元企業の参加を仰ぎ、文の里商店街のポスター展を仕掛けた日下慶太氏[5][6]ほか、おもに仙台を拠点とするクリエーター87人がボランティア参加[7]。完成したポスター約200点は各店舗・企業に寄贈された。仮設商店など女川町を訪れた人がお気に入りのポスターに投票する「女川ポスター展総選挙」を5月31日までの期間に実施。この取り組みは各メディアの反響を呼び、仙台と東京でもポスター展が実施された[8]。
出典
- ^ “新聞広告データアーカイブ | 日本新聞協会”. 新聞広告データアーカイブ | 日本新聞協会. 2025年3月4日閲覧。
- ^ “文の里商店街ポスター総選挙”. www2.osaka.cci.or.jp. 2025年3月4日閲覧。
- ^ “大阪の商店街を、クリエイターの力で元気に!―文の里商店街ポスター展 | ブレーン 2014年3月号”. 宣伝会議. 2025年3月4日閲覧。
- ^ “河北新報特集紙面”. 今できることプロジェクト. 2025年3月4日閲覧。
- ^ “河北新報と全面タッグ 宮城「女川ポスター展」の裏側 | 広報会議 2015年6月号”. 宣伝会議. 2025年3月5日閲覧。
- ^ “【ウィリアム王子も見た!?】「女川ポスター展」のポスターにジワリ!→ 仕掛け人・日下氏にコメントをもらったよ!”. Pouch[ポーチ] (2015年3月5日). 2025年3月5日閲覧。
- ^ 河北新報オンライン (2015-03-05), 今できることプロジェクト 女川ポスター展 ~開催までの歩み~ 2025年3月4日閲覧。
- ^ “河北新報特集紙面”. 今できることプロジェクト. 2025年3月4日閲覧。
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