女医博士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 22:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動女医博士(にょいはかせ)は、律令制下における女医を養成する医博士で、男性が任命された。
概要
十一月甲戌、始めて女医の博士を置く。[1]
とあり、養老5年11月1日勅で設置が指示され[2]、この時に実員を置いている。律令の規定によると、女医は女性であって、毎月医博士が、年度末に内薬司が試験して、7年以内に修了させることになっていたが[3]、女医の養成専任の医博士は置かれてはいなかった。
『類聚三代格』の寛平8年10月5日に内薬司を典薬寮に併合したときの太政官符によると、中務省内薬司に定員1名、相当位は医博士と同じく正七位下である[4][5]。
脚注
参考文献
- 『続日本紀』2 新日本古典文学大系13 岩波書店、1990年
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