奥蔵寺とは? わかりやすく解説

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奥蔵寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/19 13:33 UTC 版)

奥藏寺
所在地 岐阜県多治見市上野町5-75
位置 北緯35度20分35.8秒 東経137度07分38.4秒 / 北緯35.343278度 東経137.127333度 / 35.343278; 137.127333座標: 北緯35度20分35.8秒 東経137度07分38.4秒 / 北緯35.343278度 東経137.127333度 / 35.343278; 137.127333
山号 亀頂山
宗派 臨済宗南禅寺派
本尊 如意輪観世音菩薩
創建年 鎌倉末~室町始頃
開山 月堂宗圓
札所等 土岐郡三十三所巡礼三十番・虎渓西国三十三観音一番
法人番号 3200005008206
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奥藏寺(おうぞうじ)は岐阜県多治見市上野町にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は亀頂山。

歴史

永保寺を開山した元翁本元(佛徳禅師)の弟子である月堂宗圓が開山したと伝わる。

永保寺は昔は高田街道から入ったため、奥の院として建立されたと伝わる。

正確な創建年は不詳であるが、開山の没年から延文3年(1358年)以前と考えられる。

無住の期間が長く、資料が不足しており歴代の住持や寺歴の大半が不明となっている。

元禄8年(1695年)に土岐郡三十三所巡礼が開創された際に三十番札所となった。

享和3年(1803年)に建立された観音堂が現在も残されており、「三間四面三ツ堂御拜付入母屋造」で度々修復はされているが、骨組みは建築当時のままという。内陣の天井は剥落が著しいが絵天井となっている。

如意輪観音を岩窟に祀る厨子は、永保寺のものよりは小型であるが、見事な造りである。

昭和10年(1935年)頃に永保寺周辺に設けられた虎渓西国三十三観音では一番に選ばれて観音像が安置された。

参考文献

  • 『多治見市史 通史編 上』  第二編 中世 第四章 中世の宗教 第二節 虎溪山永保寺 二 塔頭と末寺 奥藏寺 p408~p409 多治見市 1980年
  • 『多治見市史 通史編 上』  第三編 近世 第七章 宗教と寺社 第三節 寺院 p747 多治見市 1980年

脚注




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