天使のはらわた_赤い教室とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 天使のはらわた_赤い教室の意味・解説 

天使のはらわた 赤い教室

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 22:08 UTC 版)

天使のはらわた 赤い教室
監督 曽根中生
脚本 石井隆
曽根中生
原作 石井隆『天使のはらわた
製作 海野義幸
出演者 水原ゆう紀
蟹江敬三
あきじゅん
水島美奈子
音楽 泉つとむ
撮影 水野尾信正
編集 鍋島惇
製作会社 にっかつ
配給 にっかつ
公開 1979年1月16日
上映時間 79分
製作国 日本
言語 日本語
前作 女高生 天使のはらわた
次作 天使のはらわた 名美
テンプレートを表示

天使のはらわた 赤い教室』(てんしのはらわた あかいきょうしつ)は、1979年公開の日本映画。日活ロマンポルノの一作である。カラー / ワイド / 79分。

曽根中生監督、水原ゆう紀主演。石井隆の連作劇画天使のはらわた』からの映画化2作目で、脚本は石井隆のオリジナルである。封切時の併映は、『宇能鴻一郎の濡れて開く』(西村昭五郎監督、八城夏子主演)。

主演の水原ゆう紀は本作の大胆演技で第1回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞[1]。また「スカイブルーリボン賞」[注 1]の作品大賞と最優秀女優賞を受賞した[2]。『週刊現代』は「水原ゆう紀はおかされ方がうまい」と評した[2]

スタッフ

  • 監督 - 曾根中生
  • 製作 - 海野義幸
  • 企画 - 成田尚哉
  • 原作 - 石井隆
  • 脚本 - 石井隆、曾根中生
  • 撮影 - 水野尾信正
  • 美術 - 柳生一夫
  • 編集 - 鍋島惇
  • 音楽 - 泉つとむ
  • 照明 - 熊谷秀夫
  • 録音 - 橋本文雄
  • 助監督 - 浅田真男

キャスト

  • 土屋名美 - 水原ゆう紀
  • 村木哲郎 - 蟹江敬三
  • 川名裕子 - 水島美奈子
  • 杉山 - 堀礼文
  • 岡 - 河西健司
  • 中年男 - 大矢甫
  • マー坊 - 草薙良一
  • 川島恵子 - あきじゅん
  • 腰巻の女 - 藤波怜子
  • サングラスの女 - 佐藤恵子
  • 岡麻美
  • 刑事 - 織田俊彦
  • ヤクザ - 溝口拳
  • 技師 - 佐藤了一
  • モデルの男 - 影山英俊
  • セーラー服の少女 - 小島洋子
  • 浜崎麻耶、目黒智美、尾崎ひろを、黒田健、小見山玉樹、東ももえ

製作

水原ゆう紀は知人でもある曽根中生監督から「主役で脱ぐけど、やるか?」と聞かれ、曽根監督なら所謂、ロマンポルノみたいなものは撮らないと思い、「ハイやります」と返事した[3]。次の日に台本を見せてもらってビックリしたが、結局1日考え正式に出演を承諾した[3]

興行成績

原作の石井隆人気に加え、元清純歌手が初めて脱いだと話題を呼び[3]、ロマンポルノ史上最高の動員を記録した[3]

脚注

注釈

  1. ^ 前年1978年に創設された日本国内のポルノ映画ピンク映画を対象にした賞[2]

出典

  1. ^ 日活ロマンポルノ傑作選 行定勲、宇多丸、城定秀夫、瀬々敬久の「この1作」”. NEWSポストセブン (2021年11月25日). 2021年11月30日閲覧。
  2. ^ a b c 「〈ワイドコラム・ルック・るっく 人と事件 映画〉 初出演ポルノで女優賞の水原ゆう紀 『のめり込んだ役だからうれしいと…』」『週刊現代』1980年1月24日号、講談社、49頁。 
  3. ^ a b c d 梅林敏彦、藤田春央「したたかに、しなやかに 若手ポルノ女優たちが脱ぐ時…」『噂の眞相』1979年7月号、噂の眞相、57–58頁。 

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天使のはらわた_赤い教室」の関連用語

天使のはらわた_赤い教室のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天使のはらわた_赤い教室のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天使のはらわた 赤い教室 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS