大矢雅則とは? わかりやすく解説

大矢雅則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 02:34 UTC 版)

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大矢 雅則(おおや まさのり、1947年 - 2016年)は、日本の数学者。数理物理学者。元東京理科大学理工学部長。Ph.D.。理学博士。

数理物理と情報科学で米国と日本で博士号を収得後、作用素代数量子エントロピー量子情報量子アルゴリズム、生命情報などを研究。

2006年、CAB方式暗号を考案。

略歴

学歴

  • 1970年 -東京大学理学部物理学科卒業
  • 1976年 -ロチェスター大学大学院理学研究科博士課程修了 Ph.D取得
  • 1985年 - 東京工業大学にて理学博士号取得

職歴

  • 1988年-現在 東京理科大学理工学部教授
  • 2003 東京理科大学情報科学教育・研究機構長
  • 2004-2006年 東京理科大学理工学研究科長
  • 2006-2010年 東京理科大学理工学部長

学外における役職

  • 日本数学会評議員
  • 私立大学情報教育協会委員
  • 国際高等研究所特別研究委員
  • Scientific Society of Europe and Japan 学会副会長
  • 学術会議委員

などを歴任。

国際ジャーナル

  • 1990年- Reports on Mathematical Physics 学会誌及び論文誌の編集長
  • 1995年- Open Systems and Information Dynamics 学会誌及び論文誌の編集者
  • 2000-2005年 Amino Acid 編集委員
  • 2000年- Infinite Dimensional Analysis and Quantum Probability 学会誌及び論文誌の編集者
  • 2000年- Association for Quantum Probability and Infinite Dimensional Analysis 学会の顧問・助言委員等

著作

  • 『確率論的エントロピー』共立出版、1983.(梅垣壽春と共著)
  • 『量子論的エントロピー』共立出版、1984.(梅垣壽春と共著)
  • 『作用素代数入門』共立出版、1985.(梅垣壽春、日合文夫と共著)
  • 『Quantum Entropy and its Use』Springer-Verlag、TMP-series、1993.(D.Petzと共著)
  • 『Information Dynamics and Open Systems』Kluwer Academic Publishers、1997.(R.S.Ingarden, A.Kossakowski と共著)
  • 『情報進化論』岩波書店、2005.
  • 『Selected Papers of M. Ohya』World Scientific、2008.
  • 『Mathematical Foundations of Quantum Information and Computation and Its Applications to Nano- and Bio-systems』Springer-Verlag、2011.(I.Volovichと共著)

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