大甲媽祖遶境進香
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 09:02 UTC 版)
大甲で最も有力な観光資源としては「大甲媽祖遶境進香」がある。これは鎮瀾宮に祭祀されている媽祖が新港奉天宮を目指すもので、一般には「回娘家(里帰りの意味)」と称されている。全行程8泊9日で徒歩により巡業するもので、その日程は元宵節に籤により決定される。護駕旗鼓、車隊、戯班、繍旗、神偶、媽祖隆重の鑾輿など相当の随行者を従えての出巡の列となる。出巡は彰化市、西螺、土庫を経て嘉義新港に到着し、翌日「祝寿大典」を行なった後に再び大甲に戻る。途中は30余の郷鎮を経由し300kmの行程となっている。出巡期間中は全国の信者が大甲で参拝するなど、台湾の民間信仰の中で重要な地位を占める行事となっている。
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