和歌山オープンゴルフトーナメントとは? わかりやすく解説

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和歌山オープンゴルフトーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/21 10:11 UTC 版)

和歌山オープンゴルフトーナメント(わかやまオープンゴルフトーナメント)は、かつて開催されていた男子ゴルフトーナメント

1981年にはプロに転向したばかりの倉本昌弘が同大会でデビューし、いきなり優勝[1]したことで知られる。

1981年5月のプロテストに合格し、トーナメントプロとしてのスタートを切ったばかり[2]の倉本は前日、首位に2打差であったが、持ち前の攻めのゴルフを展開[3]し長打力を発揮[2]。8番まで首位の磯村芳幸に3打差を付けられていたが[2]、9番では第2打をピン2mに付けてイーグルを奪う[3]。ピン右横2.5mを難無く沈めるイーグルで一気に差を縮めると、10、11番でも連続バーディを決めて逆転[2]し、3バーディー、2ボギーの3アンダー69のベストスコアをマーク。通算7アンダー137で逆転勝ちして賞金100万円を獲得し、1979年中四国オープンでの重信秀人以来2人目となるデビュー戦優勝となった[3]

開催された国木原ゴルフ倶楽部には9番(パー5)のティーイングエリアに当時の写真付きパネルがあり、倉本のティーショットが飛んだ残り約150ヤードの地点に旗が立っている[4]。1打目でその旗を越えた一般ゴルファーには記念品が進呈され、旗に名前が刻まれる[4]

歴代優勝者

脚注

  1. ^ a b 倉本 昌弘選手 プロフィール - 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site”. www.jgto.org. 2023年6月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 毎日新聞縮刷版p396 昭和56年7月12日朝刊18面「倉本デビュー飾る
  3. ^ a b c 朝日新聞縮刷版p471 昭和56年7月12日朝刊17面「プロデビュー戦倉本、いきなりV 和歌山オープン
  4. ^ a b 【コース探球隊】国木原ゴルフ倶楽部、PGA倉本会長に飛距離挑戦 1打目で越えれば記念品贈呈、旗に名前刻まれる”. www.sanspo.com. 2023年6月23日閲覧。
  5. ^ 朝日新聞縮刷版p292 昭和54年7月8日朝刊18面
  6. ^ 朝日新聞縮刷版p509 昭和55年7月13日朝刊17面
  7. ^ 鍛冶 恒 カジ ヒサシ HISASHI KAJI”. www.smile-pga.jp. 2024年5月29日閲覧。
  8. ^ 小川 清二 オガワ セイジ SEIJI OGAWA”. www.smile-pga.jp. 2023年8月3日閲覧。
  9. ^ 毎日新聞縮刷版p120 昭和59年11月4日朝刊18面
  10. ^ 入野 太 イリノ フトシ FUTOSHI IRINO”. www.smile-pga.jp. 2023年8月3日閲覧。
  11. ^ 古木 譲二 フルキ ジョウジ JOJI FURUKI”. www.smile-pga.jp. 2024年5月29日閲覧。



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