向後つぐおとは? わかりやすく解説

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向後つぐお

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 01:06 UTC 版)

向後 つぐお(こうご つぐお、1949年11月19日 - )は、日本漫画家東京都江東区亀戸出身。現在のペンネームは向後次雄。デビュー時はこうご次男というペンネームを使用していた。

来歴

16歳の時、永島慎二の元に内弟子として入る。当時のアシスタント仲間に村岡栄一三橋乙揶らがおり、永島の作品『若者たち』のモデルとなっている。デビュー作は18歳の時、『COM』1968年5月号付録「ぐら・こん」Vol.1に掲載された『埃』。永島慎二のアメリカ旅行(1968年)の間は辻なおきのアシスタントになり、永島慎二の帰国に伴い再び1年間アシスタントを務めたのち独立した[1]。青年誌を中心に、女性を主人公にした作品が多い。

主要単行本リスト

  • 大江戸かわら版(原作・荒木一郎)(桃園書房、1977年)
  • 真知子(日本文芸社、1977年 - 、全6巻)
    • 真知子(松文館
    • 真知子 みゆきぼたん雪(松文館、1993年)
  • 浅草三文オペラ(而立書房、1979年)
    • 浅草三文オペラ 真知子 星の降る日に(松文館)
  • ラジコン・ブルース
    1. 女子大生娼婦(日本文芸社、1980年)
    2. 白い肌の記憶(日本文芸社、1980年)
    • 女子大生娼婦(松文館、1992年)
  • ひと夜分の青春(けいせい出版、1985年)
  • オビ屋稼業(原作・東史郎)(松文館、1991年)
  • すっ飛びの桂馬(日本文芸社、1984年 - 、全6巻)
  • おとこ喰い(原作・伊東恒久)(1989年 - 、芳文社、全10巻)
  • 茗荷谷なみだ坂診療所(原作・宇治谷順)(芳文社『週刊漫画TIMES』、2000年 - 2021年、印刷版第1,2巻(以後、続巻無し)、電子コミック版『なみだ坂診療所 完全版』全52巻)[2]

師匠

永島慎二

脚注

  1. ^ 『劇画・マンガ家オール名鑑』 徳間書店、1979年1月25日発行。
  2. ^ 中野晴行 (2022年2月19日). “【マンガ探偵局がゆく】下町で元救急診療医の女医が活躍 全1020話のヒューマンコミック『茗荷谷なみだ坂診療所』(1/2ページ)”. zakⅡ. 2025年7月4日閲覧。



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