千圭徳

ウィキペディア

千圭徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/19 23:29 UTC 版)

千 圭徳（チョン・ギュドク、朝鮮語: 천규덕、1932年 - 2020年6月2日^[1]）は大韓民国・馬山出身のプロレスラー。本貫は潁陽千氏^[2]、長男は俳優のチョン・ホジン^[1]。

来歴

テコンドー経験者。180cm113キロ。1963年デビュー、1984年引退^[1]。

ソウルで団体を設立。張永哲の一派と対抗戦を行い黎明期の韓国プロレス界を盛り上げる。やがて金一によって吸収されたのち、張永哲と組んで韓国タッグ王者となる。1966年には、アメリカ遠征も行っている^[3]。1973年9月に大木の元から離脱。理由はアメリカ遠征中に日本人キャラクターを演じさせられ不満を持ったからだという^[4]。2020年に他界した。88歳没^[1]。

得意技

• 空手チョップ

獲得タイトル

• 韓国ジュニアヘビー級王座 : 1回^[5]
• 韓国タッグ王座 : 1回

w / 張永哲^[6]

• 韓国ヘビー級王座 : 1回^[5]
• 極東タッグ王座：1回

w / 禹基煥^[7][5]

脚注

1. ^ ^{a b c d} “‘당수 귀신’ 프로레슬러 천규덕씨 별세” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2020年6月2日). 2023年3月21日閲覧。
2. ^ “(9)영양천씨” (朝鮮語). 중앙일보 (1982年3月11日). 2023年3月21日閲覧。
3. ^ 『THE WRESTLER BEST 1000』日本スポーツ出版社、1996年4月24日、321頁。 
4. ^ 『キム・イル大木金太郎伝説』河出書房新社、2013年8月20日、130、131頁。 
5. ^ ^{a b c} “KBS TV자서전 '프로레슬링의 전설 천규덕'” (朝鮮語). 聯合ニュース (ソウル特別市). (2012年3月10日). https://www.yna.co.kr/view/AKR20120310000200005 2023年6月8日閲覧。 
6. ^ “Korean Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2023年5月6日閲覧。
7. ^ “프로레슬링 마지막회 金一對(김일대) 타이거마스크” (朝鮮語). 東亜日報 (ソウル特別市). (1971年12月17日). https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1971121700209208008&editNo=2&printCount=1&publishDate=1971-12-17&officeId=00020&pageNo=8&printNo=15447&publishType=00020 2023年6月8日閲覧。