勢夜陀多良比売との出逢い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:45 UTC 版)
古事記によると、三嶋湟咋(みしまのみぞくい)の娘の勢夜陀多良比売という美人を気に入った美和の大物主神は、赤い丹塗り矢に姿を変え、勢夜陀多良比売が用を足しに来る頃を見計らって川の上流から流れて行き、彼女の下を流れていくときに、ほと(陰所)を突いた。彼女は驚き走り回ったあと、すぐにその矢を自分の部屋の床に置くと麗しい男の姿に戻った。こうして二人は結ばれて、生まれた子が富登多多良伊須須岐比売命(ほとたたらいすすきひめ-)であり、後に「ほと」を嫌い比売多多良伊須気余理比売(ひめたたらいすけよりひめ)と名を変え、神武天皇の后となった。
※この「勢夜陀多良比売との出逢い」の解説は、「大物主」の解説の一部です。
「勢夜陀多良比売との出逢い」を含む「大物主」の記事については、「大物主」の概要を参照ください。
- 勢夜陀多良比売との出逢いのページへのリンク